2013-11

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めくるめく現代音楽の世界 その1

今日は現代音楽について書いてみます・~・。

現代音楽と聞くと、現代の音楽、ということで今流行りの音楽のことかな?と思うかもしれませんが、
西洋音楽史上で現代音楽というと、通常のクラシック音楽の歴史の流れ上にあり、20世紀後半から現代に至るまでの音楽を指します。
具体的には、調性(簡単に言うと、聞き心地のいい音階)の排除、偶然性の取り入れ、トーンクラスター(密集音塊)の使用、などの特徴があります。

一般に認知されているいわゆる”クラシック音楽”のイメージからはかなり逸脱しているので、初めて聞く方は衝撃を受けて、受け付ける方と受け付けない方に真っ二つになると思います。

そんな現代音楽の流れに名を残す音楽家を、とっつきやすい方優先で、作風から紹介してみたいと思います・~・。



○スティーヴ・ライヒ ~ミニマル・ミュージックの先駆者の一人

ミニマル・ミュージックとは、ある特定の音型を何度も繰り返し、少しずつ形を変化させながら展開していく音楽のことです。
スティーヴ・ライヒはそのようなミニマル・ミュージックの代表的音楽家です。特に、類似したフレーズを複数の楽器で少しずつずらしながら重ねていくフェイズシフティングの技法などは、ライヒが先駆者です。
以下、代表作

・『ピアノ・フェイズ』
2台のピアノを使って演奏される。フレーズをずらして重ねるフェイズシフティングが使われている。


・『ディファレント・トレインズ』
ライヒの幼少期の経験と、第二次世界大戦、そして現代を、汽車(Trains)を中心に展開していく。「もし、ユダヤ人である自分があの時代にヨーロッパにいたらどうなっていただろうか?おそらく、強制収容所行きの、全く違う汽車(Different Trains )に乗ることになっていたのではないか?」という発想から。
関係する人々の音声録音に音型を当てはめ、それを動機に展開していく。


・『エレクトリック・カウンターポイント III (Fast)』
エレキギターのための作品。お気に入りなので・~・。


他にも、18人の音楽家のための音楽、など名曲がたくさんあります。


○ヤニス・クセナキス ~作曲への数学の導入、電子音楽の先駆者

クセナキスは建築家であり、数学者であり、音楽家です。
非常に独創的な作曲技法で知られていて、グラフ、黄金比、確率など数学理論を用いた作曲を行いました。
また、コンピューターを用いた作曲や、照明装置などを使用した表現にも取り組みました。

・『ヘルマ』
集合理論を作曲に活用した作品。”音の雲”と呼ばれる音の集合が、互いに混じりあい、時には排除しながら音楽を作っていく。一見めちゃくちゃに聞こえるが、曲の構成は数学的に厳密に定義されている。
動画の演奏は、クセナキス直系の弟子、高橋悠治。


・『シナファイ』
現代音楽において、最も演奏難易度が高いピアノ協奏曲のひとつと言われている。
ピアノパートは10段以上からなる五線譜で書かれ、最大で16段にもなる。非常に読譜が難しいうえ、演奏自体も同音連打の連続で至難。


・『ミケーネ・アルファ』
UPICシステムという電子音響コンピュータによって作曲・演奏された。ぺんとタブレットを用いて図形を入力すると、それに沿って演奏される。




今日はここまで((ノェ`*)っ))タシタシ
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