2017-10

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めくるめく現代音楽の世界 その1

今日は現代音楽について書いてみます・~・。

現代音楽と聞くと、現代の音楽、ということで今流行りの音楽のことかな?と思うかもしれませんが、
西洋音楽史上で現代音楽というと、通常のクラシック音楽の歴史の流れ上にあり、20世紀後半から現代に至るまでの音楽を指します。
具体的には、調性(簡単に言うと、聞き心地のいい音階)の排除、偶然性の取り入れ、トーンクラスター(密集音塊)の使用、などの特徴があります。

一般に認知されているいわゆる”クラシック音楽”のイメージからはかなり逸脱しているので、初めて聞く方は衝撃を受けて、受け付ける方と受け付けない方に真っ二つになると思います。

そんな現代音楽の流れに名を残す音楽家を、とっつきやすい方優先で、作風から紹介してみたいと思います・~・。



○スティーヴ・ライヒ ~ミニマル・ミュージックの先駆者の一人

ミニマル・ミュージックとは、ある特定の音型を何度も繰り返し、少しずつ形を変化させながら展開していく音楽のことです。
スティーヴ・ライヒはそのようなミニマル・ミュージックの代表的音楽家です。特に、類似したフレーズを複数の楽器で少しずつずらしながら重ねていくフェイズシフティングの技法などは、ライヒが先駆者です。
以下、代表作

・『ピアノ・フェイズ』
2台のピアノを使って演奏される。フレーズをずらして重ねるフェイズシフティングが使われている。


・『ディファレント・トレインズ』
ライヒの幼少期の経験と、第二次世界大戦、そして現代を、汽車(Trains)を中心に展開していく。「もし、ユダヤ人である自分があの時代にヨーロッパにいたらどうなっていただろうか?おそらく、強制収容所行きの、全く違う汽車(Different Trains )に乗ることになっていたのではないか?」という発想から。
関係する人々の音声録音に音型を当てはめ、それを動機に展開していく。


・『エレクトリック・カウンターポイント III (Fast)』
エレキギターのための作品。お気に入りなので・~・。


他にも、18人の音楽家のための音楽、など名曲がたくさんあります。


○ヤニス・クセナキス ~作曲への数学の導入、電子音楽の先駆者

クセナキスは建築家であり、数学者であり、音楽家です。
非常に独創的な作曲技法で知られていて、グラフ、黄金比、確率など数学理論を用いた作曲を行いました。
また、コンピューターを用いた作曲や、照明装置などを使用した表現にも取り組みました。

・『ヘルマ』
集合理論を作曲に活用した作品。”音の雲”と呼ばれる音の集合が、互いに混じりあい、時には排除しながら音楽を作っていく。一見めちゃくちゃに聞こえるが、曲の構成は数学的に厳密に定義されている。
動画の演奏は、クセナキス直系の弟子、高橋悠治。


・『シナファイ』
現代音楽において、最も演奏難易度が高いピアノ協奏曲のひとつと言われている。
ピアノパートは10段以上からなる五線譜で書かれ、最大で16段にもなる。非常に読譜が難しいうえ、演奏自体も同音連打の連続で至難。


・『ミケーネ・アルファ』
UPICシステムという電子音響コンピュータによって作曲・演奏された。ぺんとタブレットを用いて図形を入力すると、それに沿って演奏される。




今日はここまで((ノェ`*)っ))タシタシ

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~絶対音感って何??~

こんち
今日はなんとなく音楽知識の話をしてみたくなったので


皆さん、「絶対音感」って聞いたことありますよね・~・。

「絶対音感持ってるから、楽器もバリバリ弾けるんだって!かっこいい~」とか
「絶対音感保持者!世界が注目する天才シンガー!」とか

聞いたことあると思います。

しかし、結論から言うと多くの場合絶対音感についての認識を間違えています。


ここで問題です・~・。

Q 絶対音感の「絶対」に近い意味の絶対の使われ方を次から選びなさい.

A 絶対的な権力
B 絶対評価で成績をつける
C 絶対うまくいくから!



答えは、B になります。
ご存知の方には当たり前だと思いますが、絶対音感の「絶対」は、絶対値とか絶対零度とかの絶対と同じなのです。
比較対象なしに、そのものだけ、の「絶対」です。英語で言うとabsolute。
これを勘違いすると、絶対音感=絶対的にすごい音楽の能力という誤認識が生まれてしまいます。


つまり、絶対音感とはなんぞや?というと、

他の比較対象となる音を聞いたりせずに、ある音(もしくは和音を構成する音)の音名を判別できる能力

です。
つまり、ピアノでポーンと一音鳴らされたのを聞いて、「それはG#5だね」なんて答えられるのが絶対音感です。
ただし、絶対音感にももちろん個人差があって、一番一般的なのが上のように音名を当てられるものだと思いますが、周波数(Hz)単位で当てられたり、ある音域の音だけ判別できたりなど、様々です。

絶対音感は一般的に幼少期の訓練によって身につくとされています。幼少期のいわゆる記憶の「刷り込み」ができる時期に、耳で聞いた音と音名を結び付ける何らかの訓練をすると身につきやすいそうです。逆に、大人が後から身につけるのには相当な訓練が必要だそうです・~・、
つまり、絶対音感は深層記憶にある音の情報と照らし合わせて音名を判別する能力ということですね・~・。

そして何より重要なのが、絶対音感があるからといって、音楽的に優れているとは限らない、ということです。
絶対音感は音を聞いてそれが何の音であるか判別する能力なので、確かに便利ではあります。
しかし音楽というものは基本音と音との関係で成り立っているので、もし絶対音感のみの人間がいて、個別に音の高さが分かっても、単純な音の集合として認識することしかできないといえます。
また、耳の良さも音痴かどうかなどに関係しているはずです。



一方、「相対音感」というものがあります。

その名の通り、相対的に音を判別する能力で、音楽的にはこちらのほうが重要と言われています
基本的には、ある音を聞いて、「これはC4だよ」と教えられたときに、もう一つの音を聞き「これは5度上だからG4ですね」と答えられるのが相対音感だといわれていますが、前に鳴った音より高いか低いか、を判断できるだけでも相対音感だと言えると考えています。

相対音感は成人でも訓練である程度身に付くといわれています。
また、歌を耳コピする際に、最初の基準になる音さえ当てれば、なんとなーく続きが弾ける人は多いと思いますが、それは相対音感の能力によるものです。
つまり、相対音感は脳にある一時的な音の情報と相対的に比較しているわけです。

先にも言ったように音楽の基本は音と音との関係ですから、相対音感の重要性はわかると思います。



最後になりますが、音感というものは絶対音感vs相対音感というような、二極化の構図にはなっていません。
他にも重要な能力はたくさんありますし(和声感、旋律感、リズム感、オクターヴ感、etc...)、
これらが欠けているからといって音楽ができないというわけではないです。
あると便利だというだけの話で、時には邪魔になることもあります。



ちなみに自分は絶対音感0の相対音感微妙です((ノェ`*)っ))タシタシ

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こんなのそろたっす
90うに・~・。
素材売ってくれた人ありがと~

90うに

未強化でHP46k、物攻2900あってびっくり@@;

ただセット効果は(✿。→﹏←。)

とりあえず報告でした・~・。

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・マーラー作”アダージェット”と映画『ベニスに死す』


AIKAのことはいつか書く!!許して野ばら様!!

今日は前回の記事を書いた後、ふと聴きたくなって久しぶりに聴いたマーラー様の代表作

マーラー作曲 交響曲第5番第4楽章より”アダージェット”


レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨークフィルハーモニック


マーラーの交響曲第5番は、マーラーの妻となるアルマとの関係が最も濃密だった時期に書かれた作品で、前5楽章からなります。
特にこの第4楽章は弦楽器とハープのみで演奏される、非常に美しい旋律で、”愛の楽章”と呼ばれることもあります。
2つの旋律が絡み合うようにヴァイオリンによって奏でられ、ハープはそれに寄り添うようにアクセントを入れます。中間部ではハープは休止し、弦楽器のみで曲が展開されます。終盤、ゆったりと主題に回帰し、一番の高揚を見せた後、静かに消え行くように終わります。

旋律の美しさに関しては、正直自分が今まで聴いたあらゆる音楽の中で最も美しいと思っています・~・。
正しく「美」そのものを音楽にしたような、静謐感溢れる楽章だと言えるでしょう。

そして、この曲を語る上で忘れてはならないのが、1971年公開の映画、『ベニスに死す』。
ほぼ、映画のテーマといっていいほどに劇中で使用され、奇跡的とも言える映画内容とのマッチングから、この曲を一躍有名曲にしました。

映画のあらすじは、非常にシンプルです。なのであらすじだけを見ると、ただの駄作にも見えます。(ショタコン映画?とか)
主人公である著名老作曲家グスタフ・アッシェンバッハ(原作では作家、グスタフと言う名前はマーラーから取られている)は静養先であるヴェネツィアで、ふと見かけた美しい少年タジオに心を奪われます。以降彼は、少年の美しさに取り付かれたかのように、日々浜辺に出かけては少年を眺める日々を送ります。
しかし、ヴェネツィアに疫病(コレラ)が流行し始め、次第に静養に来ていた観光客たちがベニスを後にしていきます。アッシェンバッハもタジオに心奪われベニスに長居するうちに、コレラに冒されていました。
そして、少年タジオの一家がベニスを後にする最後の日、疫病によりふらふらのアッシェンバッハは、まるで死に化粧のように自身を化粧し、いつもの浜辺に赴きます。そこには楽しそうにはしゃぐ少年タジオとその友人の姿、それを椅子に座って眺めるアッシェンバッハ。もはや化粧は崩れ、白髪染めも流れ落ちています。
最後には、まるで美そのものを掴んだかのように、遠く海辺に立つ少年タジオに手を伸ばしたまま、アッシェンバッハは静かに息絶え、映画は幕を下ろします。

・『ベニスに死す』ラストシーン

(→全編

正直表面的にこの映画を見ると、変態おっさんが超絶美少年に熱を上げるという、へんてこな映画なのですが、真に表現されているのは、芸術における、”美”の希求であると思います。
劇中で、主人公とその友人アルフレッド(モデルは、実在の作曲家でありマーラーの友人シェーンベルク)が芸術においての”美”あり方について論争するシーンがあります。はっきりと言葉には示されていませんが、もしかしたら主人公アッシェンバッハは、少年タジオの美しさにその答えを見出したのかもしれませんね。



実際、映画で少年タジオ役を務めているビョルン・アンドレセンはまさに神の造形芸術とも言えるほどの超超超超超美少年です。

ビヨルン・アンドレセン

もはや男女の枠を超えた、究極の美しさですね・・・何かに目覚めそう



メルヘンさん!次回はショパン書きます!!

・~・。



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こんちあ
最近流行ってますね「進撃の巨人」・~・。

そんな自分はあんまりよく知らないですが、今日は進撃の巨人好きな方々に1曲紹介します・~・。

マーラー作曲 交響曲第1番”巨人”より第4楽章

指揮:ブルーノ・ワルター、コロンビア交響楽団



クラシックの巨人といえばコレ!尊敬するマーラー様の作品でございます・~・。
冒頭、序奏部分の切迫感とか不条理感がなんとなく進撃の巨人に合いませんか?合わないですねゴメンナサイ・~・;

この楽章、なんと言ってもカッコイイ!!28歳のときにこの作品を書いたマーラー様恐るべし・・・
”巨人”はマーラーがジャン・パウルの著作に影響を受けて書いた作品だといわれています。青年期の生きる喜び、死への恐れや恋愛の悩みといったもの、そしてそれを意志の力で乗り越え成長する姿が現れている傑作です。
なので人生に悩んでいる方、不安感を拭えない方におすすめです。

特にそのエッセンスはこの第4楽章に詰め込まれています。
序奏部で攻撃的な第1主題の動機(様々な物事に対する感情の叫び、雷鳴)を示し、第2主題は美しい弦の音色(言葉に表しきれない気持ち、愛情)。
そしてなんと言っても素晴らしいのはコーダ(17:08~)。このコーダを聞かずしてしねません・~・、
コーダの直前部では第1主題が再現され、再び不安感がよぎりますが、それを途中で半ば強引に打ち消すようにファンファーレが鳴り響きます。
そこから金管が歌い上げるのは、力強くアレンジされた第1楽章のフレーズです。全曲を通して現れるかっこうの動機(4度下降動機)が効果的に用いられています。
どことなく俗っぽいメロディー。しかし決して軽薄さは感じさせず、どこか大宇宙に燦然と煌く恒星をイメージさせます。背後で鳴り響く弦とティンパニのトレモロが高揚感を与えます。
最後はそのまま宇宙の彼方に飛び去ってしまうように、感動を高らかに表現して曲を締め括ります。
まさに人生の不安や葛藤に打ち勝つような、勝利感に溢れるクライマックスだといえるでしょう・~・。
マーラーの交響曲は1曲を除いてこのように長調で勝利をイメージさせる終結部となるのが特徴です。
ここはどことなくスターウォーズっぽいかな?

ん~マーラー様恐るべし



---おまけ---

この交響曲の3楽章には聞き覚えのあるあのフレーズが使われています。そのフレーズとは・・・

聴けばわかります。



フランス民謡の”フレール・ジャック”という曲が元ネタのようです。へぇ~



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